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「Si-Shield」のメカニズム

「Si-Shield」の抗菌メカニズム

「Si-Shield」は当社で販売、使用されている抗菌スプレー。正式名称は「シリカ・ナノコロイド・シールド」で、抗菌・抗ウイルス・消臭・防臭・防カビ効果、そして新型コロナウイルス(COVID‑19)に対しても効果が立証されています。「どれほどの効果があるの?」「これって安全なの?」といった疑問を解消すべく、こちらでは「Si-Shield」のメカニズムについてまとめています。

特徴①:優れた除菌力

「Si-Shield」は菌の細胞壁を破壊させることで仮死状態になった菌の内容物が放出されます。仮死状態になった菌がまわりの菌を寄せつけないように忌避信号を出すので、その効果でほかの菌が近づくことを阻止するのです。新たな菌が近づいてこないということは抗菌効果を持続するということ。
 ウイルスに対しても同じことが言えます。ウイルス自体一般的な住環境の中で独自に増殖することは無いですが。多くの人がよく触れる手すりやスイッチ類などで感染性を持っている状態で居座ることがあります。そんなウイルスを素早く不活性化(感染性をなくす)させることが接触感染によりリスクを最大限まで抑え込むことが可能になっております。
私たちの身近にある壁や机などは表面が平らに見えますが、実は目に見えない凹凸があるのです。普段からキレイに汚れを拭き取っていても、この凹凸には細かい汚れや細菌が住みついています。「Si-Shield」はナノサイズで存在するため小さな凹凸にも付着し、ナノレベルの凹凸まで抗菌することが可能です。

特徴②:一度の使用で効果が持続

「Si-Shield」の最大の特徴はその桁外れな持続力。
通常の抗菌剤は時間の経過とともにその効果が落ちていきます。実際目で見て効果を感じるタイミングが少ないからこそより長く効果が続く材料を使いたいですよね。Si-Shieldでは他社の抗菌剤とは試験の実施方法まで異なります。通常持続力を測る試験の場合、効果がより長く持続することを実証するため呼吸をしない無機物で作った板(シャーレなど)の上で試験を実施します。Si-Shieldではあえて呼吸をする材料(綿)の上でその持続力の試験を行っています。無機物で作った板の上のほうがコーティングが落ちやすそうですが、実はコーティングにとって繊維の上は過酷な状態にあるのです。
綿にSi-Shieldを抗菌加工し50回以上の洗濯試験を実施してもSi-Shieldは難なく耐え抜く持続力を持っているのです。

特徴③:厳しいSIAAの検査をクリアした安全性

いくら抗菌効果が高くても安全でなければ意味がありません。
 通常ウイルスや菌を死滅させる効果が高い除菌剤ほど人体に悪影響を及ぼすことが多くなります。アルコールや次亜塩素酸で消毒作業を行う方は肌荒れに悩まされるケースも少なくありません。そしてアルコールではノロウイルスなどのエンベロープを持たないウイルスに対する効果は低いとされています。
耐性の高いノロウイルスや緑膿菌、芽胞状態にある菌まで除菌するほど除菌力が極めて高い「Si-Shield」の原体は第三者検査機関において効果や安全性の検査がされています。SIAA(抗菌製品技術協議会)が行う検査では、毒性試験、皮膚刺激試験、アレルギー試験、変異原性試験など、さまざまな試験項目が設けられています。その厳しい安全基準をすべてクリアし、公式な認定証によりその安全性が保証されています。アルコールフリーのため、乳幼児がいる保育所や高齢者施設においても安心して使用できます。
実際社内においてもスタッフがSi-Shieldは安全だなと思う体験などもございます。(ここでは書けませんが!)